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QBさん的思考法が欲しいこの頃。とか。

5月も末日ですので長らくフリーアイコン変えてなかったのを
最近の気分によりキュウべぇさんにしました。ようは病んでる。

○最近気になったもの
君が代起立指示の最高裁「合憲」判断のニュース(:yahooニュース)
なんとなく法律関係の試験の過去問の判例などをみてなぜ合憲かは
割と解きほぐせそうだなと思ったのでおためしに。

一組織の一規律に対する判断と言うことで言えば特段の
間違いは無さそうであるというのが結論。

これを段階を追って考えてみたい。つまり…(以下は追記にて)
(色々と問題あるかもしれないのでこーいうのがダメな御方は読まない方向で…orz)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

判例1:政党による議員の政党除籍処分。
たとえば政党に所属する議員が党の内部規則を
守らないので強制的に除籍した場合。
→ この処分は憲法違反ではない。

…これは判例の問題集にもあるあるのでほぼ確実。
この段階で問題は無いハズ

判例2:会社の社歌を歌わない社員の解雇
社歌を歌わない会社員は解雇するという規則のある
会社であれば、社歌を歌わない社員に対して、
労使契約にある規則に基づきしかるべき催告期間を設けたのちで
あれば、その社員を解雇することができる。
→ この処分は憲法違反ではない。

…少々難しいですが、まぁ、この会社の規則が嫌なら
その会社にそもそも就職しなければ良いのであって
意見が合わないなら辞めざるを得ないのは妥当である。
実際に似たような意見判断をした判例がある。

判例推測1:校歌を歌わない教員を校長が指導
…おそらくこの場合は校長先生としては当然の指示であって
それに従わない教員を指導し、それでもどうしてもその態度が
改善されないようであれば辞めていただかざるを得ないのは
妥当な判断であると思われる。

…と、以上の点から考えた場合には公務員にとっての
「国歌」は判例2の会社の規則付きの「社歌」に近いと言える。
入社時、つまり公務員になる段階で「社歌」たる「国家」を歌う
「規則」があるのは「雇用契約上知っていた」ハズだから
それに反した公務員が解雇(もしくは分限処分)されても
文句は言えないということになる。

つまり…君が代の起立指導は「憲法に違反しない」という
結論になる。まぁ単純に法律の問題的に考えればこの
結論にいたる以外無いと思われます。

法律の専門家である弁護士であった大阪府の橋本知事や
最高裁裁判長がこの結論に至るのは、まぁ判例主義の
法律の世界においては最も妥当性が高い結論と言える。

…のではないかと思われます…。非常に浅学なので空論的ですが
まぁ個人的にはこう思ったのだということでひとつ。

ただしこの問題に関して釈然としないという意見も多いので
それがどうしてかも考えてみたいです。

特に問題点となっているのは
「強制すべきでない」
という意見が多いこと。

では、これを判例2に戻って考えてみたい。

例えば会社の社歌を歌うことを「規則」として義務づけて
いる会社でその「規則」によって社歌を歌っている社員に
本当の意味で愛社精神があると言えるだろうか?

結論としては難しいと言わざるを得ない。

むしろ「規則」を設けず社是や経営理念に
共感してもらって、「社歌」を歌ってもらってこそ
「愛社精神」のある社員と言えるだろう。

…「規則」を設けないと歌ってもらえないから
「規則」を作って歌ってもらいました。

こういった会社の上層部に立つというのは
「ハダカの王様」の王様に良く似ている。

今回の問題では教員に歌ってもらう「国歌」の方が
「ハダカの王様」ということになるのだろうか。

外国から見たら相当、恥ずかしいことだろうなとは思う。
おそらくこのあたりが反対される識者の多さに
つながっているのだと思われる。

しかし判例2で見たように、「社歌」を歌わせる会社の規則は
労使契約という任意契約である以上は、これに基づく社員の
解雇は合憲なのである。つまり法律上は問題ない。

ただこういう規則を持っている会社をみて世間の人々は
何と思うだろうか考えておきたい。

→「いやぁ、ウチの会社は社歌を歌うの、規則にして義務付けて
  解雇するぞって言わないと社員に歌ってもらえないんですよね…アハハハ。」

……………。どう思うか、これはもう、人それぞれですね。
規律がビシっとしてて素晴らしいという意見もありだと思いますし。


…きっとQBさんあたりとやりとりしたらこうおっしゃるのではないかと。

QB「みんなに社歌を歌ってほしいんでしょ?歌わない人は
   解雇すれば残るのは歌う人だけ。簡単じゃない?」

人々「いや、そうなんだけど心から愛社精神を持って歌ってほしいんだ。」

QB「じゃぁ、強制しなくても歌ってもらえれば良いんじゃないの?」

人々「でも強制しないと歌ってもらえなくて場が乱れて悪循環なんだ。
    それでもできれば自発的に歌って欲しいし、良い感じになって欲しい。
    なぁ、分かるだろ?そういう気持ちって。」

QB「…うーん経営理念とかでひっぱれない限りは
   もう二者択一の問題だと思うんだけどなぁ…
   君たちの言ってることは、わけがわからないよ。」

人々「そんな結論、絶対おかしいよ!」

…え~、たぶんこんな感じになってしまうと思うんですが…。

つまり、まず場が乱れないように法制化して、表面を穏やかに
してから、そのあとに内面も変わってもらおうというのが現実的な法制化派。

いや、こういうものは内面から湧き上がるもので型にはめて強制すれば
良いって問題じゃないし、逆に強制すれば反発を招いてこじれるだけ。
という理想派の方が反対派のような気がします。

でも今回の問題はあくまで「会社」の「社歌」と「規則」という観点から
見れば「合憲判断」自体には間違いは無さそうということでひとつ。

国歌が会社の社歌規則と同レベルの判断で良いのか?とか
そういう規制を設ける会社は会社の器の大きさとしてどうか?
ひいては国の外国への体面としてどーなのか?
「会社の立派な経営理念」みたいな引っ張り方を国レベルにも
適用して理想的に問題解決できないのか?ということは
それこそ法律じゃなくて国民的議論にゆだねるべき問題のよーな気がしますし
そこまでの要素を加味した判断を法律・判例主義の最高裁に求めるのは
逆にまずいような気がしますし、おすし。(逃げの常套句ry

だからこの結論に至ったのかなと浅学邪推した次第。

以上そんな感じで。

いつもながらに賛成も反対も一理ある問題は難しいなぁと思います。

でした。では。

追記:いや、まぁキュウべぇさんはこんな些細な問題ハナから
気にもされないとは思いますが(w)
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